建ぺい率とは、建築基準法によって定められている、敷地面積に対して建物を建築することが可能な面積の割合のことです。
そして建蔽率は2階建て以上の建物の場合は、最も面積の広いフロアで計算されます。
建蔽率は各自治体の都市計画によって定められた用途地域ごとに上限が異なります。
用途地域というのは低層住居専用地域、中高層住宅専用地域、準住居地域という区分があり、それぞれに異なる規定があります。
また、都市計画によるもの以外にも、居住環境を保護する目的から建蔽率が制限される場合もあります。
新築ばかりでなくリフォームの場合にも、たとえば広い土地を最大限に活用して大きな家に増築したいと考えていたとしても、建ぺい率を考慮しなければ希望通りのリフォームを実現することはできないことになります。